息子の好奇心に応えたい母の建前と本音
最近息子はなんでもやりたがる。
例えば、洗濯、洗い物や掃除、果ては料理までやりたいやりたいと母の周りをぐるぐる行ったり来たりするのである。
何事も経験。
やらせてあげたい気持ちは充分にある。
だがわかってほしい。
料理嫌いな人間が、子供と楽しく料理なんてできるわけないやん。
これ何の苦行? ってレベルで辛い。
一分一秒でも早く終わらせたいのに、教えるということは、それだけ時間がかかる。
ましてや相手は4歳児。
幼稚園がある平日は本人もくたくたになって帰ってくるので、やりたいモードになることはほとんどないのだが、休日は朝一からあれやりたいこれやりたい、僕が手伝ってあげるからね、とやや上から目線でやる気に満ち溢れているのである。
よっぽどこちらの情緒が不安定でない限り(生理前とかね)、本人の意思に添うようにはしているけれど、正直内心「めんどくせぇ」と思っているのはあるあるだと信じている。
掃除洗濯はいくらでも付き合ってあげられるんだけどなぁ・・・
子どもって、結構料理好きですよね?(うちの子だけ?)
混ぜたり丸めたり、出来んだろうと思っていたら、結構上手に出来たりして感心する事が多々ある。
そう言った意味では、息子の成長を感じられていいなぁとは思う。思う反面、やっぱりしんどいとも感じてしまうのである。
なので最近では、これは一種の投資だ、と思うようにしている。
早い段階から料理スキルを仕込んでおけば、生きていく上で損になることは決してないのだし、あわよくば夕飯を当番制とかにして、母が毎食料理しなくてもよくなるのでは・・・? などと母親とは思えぬ最低な将来設計を立てております。
何事も楽しんだもの勝ち、と言いますが、どうやったって楽しめないこともあるのです。そんな時は、どうやったら負荷を軽くできるのかを考えるようにしています。
母のように嫌々料理をするより、楽しめるようになったほうが、きっと息子にとってもいいのだろうと思う。
たぶん、今は楽しいからやりたいと言うのだろうし、その気持ちは大切にして欲しいし、応えたいとも思う。
なので、自分が重荷になりすぎない範囲で、ゆるーく応じていきたい。そしてあわよくば・・・である。
未来の自分は、少しだけ楽ができているかもしれない。そう考えると、しんどいばかりでもない。気がしないでもない。
こう言った妥協のような思考は、夫氏には絶対できないのに、息子にはできるから、母という生き物は全くもって不思議なのである。
■ 本日の夕飯 ■
照り焼きチキンに千切りキャベツをそっと添えて
とろろ
ごはんと具沢山お味噌汁
以上となっております。
照り焼きチキンはタレに漬け込んで、電子レンジのオーブンで焼いただけの簡単レシピとなっております。控えめに言って最高に美味しかったです👍