登園を渋る理由と解決法
最近、4歳の息子が幼稚園に行くのを渋るようになった。
朝起きていつも通りご飯を食べて、幼稚園の準備も自主的にする。
なのにいざ園指定のスモックを着て家を出るタイミングになると「気持ち悪い」「おえぇぇっ」などと、涙目で訴えるのである。
熱もないし、さっきまでご機嫌でテレビ見てたのに・・・?
でも子供って急に熱が出たり体調崩したりするし・・・と思いつつも、その日は熱もないし特に息子の様子に違和感もなかったのでとりあえず園バスまで送っていったのだ。
なんとか宥めながら。
そんな日々が数日続いて、これはおかしいなとようやく母は思い至る(遅いて)。
とりあえず気持ち悪いやらしんどいなどという証言は嘘だろうと確信しつつ、息子になんで幼稚園に行きたくないのかを慎重に聞いてみることにした。
慎重という割には、根掘り葉掘り聞いた感あるけど、まとめるとどうやらクラスに一人、イジワルをする子がいるらしい。
入れて、と言っても仲間に入れてくれず、嫌だと言われたことがショックだったようだ。
イジワルなんかな・・・と内心思いながら、子どもにも合う子合わない子あるからなぁとこの歳でもすでに人間関係の柵のようなものがあるんだと苦笑しか出ない母。
息子は、担任の先生が言うには、男の子の輪に入るよりも、女の子とおままごとをしたり、一人で遊んだりすることの方が多いらしい。
そんな息子が男の子の中に入っていこうとして拒否されたというのは、結構傷ついたんじゃないかなと・・・母としては男の子の輪に入ろうとしただけでも成長したなぁと拍手ものなんですけどね(笑)
しかし涙目で話してくれた息子になんと声をかければいいのか・・・はっきりいって正解なんてわからん。
子ども同士ではよくあることだとも思うし、息子の性格からして先生とかにフォロー入れてもらった方がいいの? でももしかしたら息子が何か先にそのお友達に嫌なことをしてしまったのかもしれないし。そもそもそこまで深刻になるべきなのか? と悶々とする母。
とりあえず息子には嫌だったんだねぇ、悲しかったんだねぇと共感しつつ、もうちょっと様子見することに。
朝はぐずるものの、帰ってきたときはケロッとしてるしなぁ。と悩んでいたある日、おばあちゃん(義理母)からお菓子を頂きまして。
その中に入っていたトーマスのラムネをみて、息子はひらめいた!
「おかあさん、これ、あさたべてもいい?」
「朝? ご飯の後に食べるん?」
「あのね、ようちえんいくまえに、お口に入れてトーマスといっしょにいく!」
WAO・・・
どうやらトーマスラムネを食べながらだったら幼稚園に行けるそうです。
そうかぁー。結構本気で心配してたけど、これは大丈夫そうなやつやなぁと一気に脱力しました(笑)
トーマスラムネでご機嫌に登園できる間は、大丈夫やな。