転勤が決まりました。
尾道にきてから丸3年。そんな予感はしてた。
先週末の10日。夫氏から電話がかかってきて、告げられる。
ああ・・・という言葉しか出ませんでした。
どこに? と聞くと、今度は山口寄りの広島市。
実家が近いので、良いんだか悪いんだか、といったところです。いえ、もちろん実家近くになるのは良いんですけど、問題は息子の方。
今、幼稚園年中なんですよね。今年の4月から年長さんになるというこのタイミングでの転園・・・もちろん母子共に初めての経験なので、不安しかない。
けれど、まだ幼い息子と父親が離れて暮らすという、単身赴任の選択肢はありませんでした。転勤先も近いということもあるし、コロナのこともあるし、今家族がバラバラになるのは嫌だな、ということで、幼稚園が変わることを説明しました。
お父さんの仕事の場所が変わること。
それで今の家から新しい家に変わること。
新しい家からは今の幼稚園は遠すぎて通えないこと。
だから幼稚園が変わってしまうこと。
先生やお友達と会えなくなること。
をゆっくり、なるべくわかりやすい様に伝えました。
話の途中でなんとなく理解したのか、涙目になった息子を見て釣られる様に鼻の奥がツンとする。ごめんねごめんね、としか言えず、二人で泣きました。
ただ、悪い事ばかりじゃないよ、とも伝えました。
今よりも頻繁におじいちゃんおばあちゃんに会える事。
今住んでいる地域にはあまりない、ショッピングモールも近くなるから、いつでもいけるようになること。
これを聞いた瞬間輝いた息子の顔を、多分あたいは忘れない。
「ほんまに!? 俺、それならいいよ」
ケロッとして喜ぶ息子。
え? まって?
どこでオッケー出たん? っていうか、感情の浮沈みに母ちゃんついていけてないんだけど? さっきまでの涙は?
えぇぇぇぇっ・・・
とぐるぐる思考してると、機嫌の直った息子が
「いつでもあそこのお店行けるね! 俺あそこ好きやけん!」
とどめの様なことを言う。
祖父母よりショッピングモールかーい!
らしいといえばらしいのだが。思わず脱力しました。
ということで、全力で家を探しているところであります。
でもね、この時期物件なんてそもそもがないんですよね。良いなと思っても、やっぱりそういう人気な物件から売れていくので・・・夫婦二人ならあんまり周りの環境は気にしないのですが、子どもがいるとここが1番気を使います。
幼稚園や小学校近くだとか。
小児科が近くにあるかとか。
物件探す前にある程度地理を頭に入れておかないといけないので、ツライ・・・
今回はたまたま実家近くの勝手知ったる所だったので、まだいいんですけど、知らない土地に移る時は神経を使います。
不動産を決めて、物件を探して内見して〜といった流れも、まとまり次第ブログに綴っていければと思っております。
はぁ、頑張ろう。